戦前の荻窪は、「西の鎌倉、東の荻窪」と言われたほど、
緑あふれる美しい田園風景の別荘街でした。
また、文豪が多く住む街としても有名でした。
その中でも異彩を放つ(!?)豪邸といえば、近衛文麿氏の「荻外荘(てきがいそう)」です。
2015年4月、この荻外荘が、公園として一般公開されることになりました。
杉並区ホームページより
近衛文麿氏の次男である近衛通隆氏が、この荻外荘に住んでましたが、
2012年に亡くなられ、奥様もこの家を離れており、誰も住んでいない状態でした。
奥様のご好意もあり、杉並区がこの土地を買い取って、公園としてオープンさせたのです。
場所は、荻窪駅南口、「ライオンズガーデン荻窪 大田黒公園」の南側に位置します。
※過去には、このライオンズガーデンも荻外荘の敷地だったそうです。
もともと、荻外荘の正門は、東側の道沿いにありましたが、現在は残ってません。
北側にある裏門が"正門"として使われていました。
公園自体は、荻外荘の1/3を利用した、善福寺川に近い芝生のみの公園。
公園からは、木々に囲まれた荻外荘の建物も見ることができます。
今後は、内覧などもできるように整備していくようですよ。
これから新緑の季節。ぜひ、お子様を連れて遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
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